最新情報・レポート
クラッシャー上司の特徴・パワハラ上司と違う?部下はどうするべきか
上司との付き合い方で悩んだときはひとりで抱え込まず、だれかに相談することがおすすめです。なぜなら、ささいなことであってもそれが蓄積することで、会社へいけなくなってしまう場合があるためです。「クラッシャー上司」という言葉をご存知でしょうか。近年、このクラッシャー上司に悩まされたのが原因で退職したり、働けなくなってしまったりするケースが出てきており、問題視されるようになってきています。この記事では、クラッシャー上司とはどのような人のことをいうのかだけでなく、相談できる場所やその利用方法もご紹介いたします。思い当たる点がありましたら大きなトラブルになる前に活用してみましょう。
「クラッシャー上司」とは!あなたの近くにいませんか?
クラッシャー上司とはその名のとおり、部下をつぶしてしまう上司のことをいいます。クラッシャー上司は、部下をつぶすことに罪悪感がない傾向にありますが、仕事の評価はうけている人物であることが多いため、会社としても対処には困ることでしょう。クラッシャー上司とパワハラ上司の違い
クラッシャー上司とパワハラ上司には、部下に精神的なダメージをあたえるという共通点があります。しかし、クラッシャー上司とパワハラ上司は同じではありません。 パワハラ上司は嫌がらせをすることによって、自分のストレス発散や自己満足することが目的です。それに比べ、クラッシャー上司は仕事を円滑におこなうためや業績を上げるために行き過ぎた指導をおこないます。 そのためクラッシャー上司は仕事ができる人が多く、自分よりも上もしくは管理職からは信頼されることからパワハラ上司と比べ問題がうきぼりになりにくいのです。クラッシャー上司があたえるダメージ
近年では、退職者が勤めていた会社の評価をネット上に書き込むことができます。就活の際に、そういったサイトを参考のひとつにした人は多いのではないでしょうか。 クラッシャー上司がつぶした部下が多ければ多いほど、退職した社員が転職のクチコミサイトなどにその経験を書き込む確率が高くなります。そういったマイナスイメージをあたえる情報は会社の評判が下がるきっかけになり、人材を増やすことは難しくなることでしょう。 クラッシャー上司を退職させることは難しいですが、異動させることは可能です。しかし、これは根本的な問題解決にはなりません。異動先でもクラッシャー上司はまた同じことをやります。 クラッシャー上司がいくら仕事ができる人であったとしても、その人の力だけで会社が成り立つなんてことはありません。ひとりの業績が上がっても、回りにいる社員のパフォーマンスや仕事に関する意識が低くなれば全体的な売り上げは下がることでしょう。クラッシャー上司かも……辛いと感じたときは
「自分の上司はクラッシャー上司かもしれない」と感じても、どこにどう相談してよいかわからない人も多いことでしょう。以下にいくつか労働環境について相談できる場所をご紹介いたします。人事部へ相談する
企業によって違いはありますが、人事部では主に社員の人事評価をおこなっています。人事部ではひとりひとりの業績のことは把握していてもその社員がどのように会社で働き、ふるまっているかまでは知らないというパターンがあります。 だれかが相談しない限り、人事部はクラッシャー上司の存在を知らないままとなるケースは多いようです。人事部のほかにも、会社内にて相談窓口などがあれば利用してみましょう。厚生労働省など外部の相談窓口を利用する
社内で相談すると自分への被害が増すのではと不安に感じる人は、厚生労働省の雇用と労働に関する相談窓口にて相談してみるとよいかもしれません。厚生労働省のほかにも病院が設置した窓口など、相談できる場所はあります。こういった場所なら、個人情報の取り扱いについてもルールが定まっているので、安心して相談することができるでしょう。産業医へ相談する
「産業医」をご存知でしょうか。産業医とは労働者の健康診断だけでなく作業環境の維持管理、社員のストレスチェックなどをおこなう医師をいいます。信頼できる医師に相談したいが病院にいくのは気が引けるという人は産業医へ相談してみましょう。 社内で産業医を見たことがないという人は多いかもしれません。産業医へ相談するときは総務や管理部などが窓口となっている場合があるため、まずはそこへ声をかけてみてください。悪化を防ぐ対策としてこころの状態をセルフチェックしてみよう
自分のメンタルであっても自分ではよくわからないというパターンは多く、こころが弱っていることに気がつけないことがあります。今自分はどのような状態なのか、セルフチェックをおこなって確認してみましょう。セルフチェックなのでだれでも簡単におこなうことができます。気軽にやってみてください。ストレスチェックの内容について
セルフチェックの内容は統一されているものではありません。医療機関、施設、用途の違いによってさまざまなチェックリストがあります。例としてチェック項目の内容を一部ご紹介いたします。以下のチェック項目は平成18年3月に厚生労働省が労働者の疲労度を確認するためにつくられたものです。- 休日出勤や宿泊の必要があるような出張が多い
- 帰宅する時間が午後10時以降であることがほとんどである
- 家にいても仕事のことが気がかりとなり、リラックスできない
- 睡眠時間の不足、睡眠の質が低下している。夜中に目が覚めてしまう
- イライラ、体調不良、不安感から集中ができない